<テレビウォッチ>ビル・クリントン元米大統領が北朝鮮で拘束された米国人記者2人の解放をお願いしに訪朝。金正日総書記と会談し、ツーショット写真におさまるなどした。こうした儀式を経て、「偉大にして寛容な総書記のご英断」により、記者は恩赦の見通し(放送時点)である。
番組司会のみのもんたには、クリントン訪朝が弱腰な態度に見えたのか、「大国アメリカのやりかたですか、これが?」と嘆息調で疑問を投げかける。「北朝鮮のほうが上手のような感じはしちゃいますね」と与良正男・毎日新聞論説委員。
しばらく与良記者の思い出話がつづいた後、「我々、日本は拉致問題が気になる」とみのは話題をシフト。「政府の戦略が見えない」との川戸恵子コメンテイターの意見を受け、「アメリカが元大統領なら、こちらも元総理。たとえば、安倍元総理が行ったらどうですか。ガツーンと」と提言した。
民主主義の国の代表が独裁者のフィールドに行って独裁者に会うべきではない。理由はいろいろ考えられるが、
- 一般的には頭を下げたと思われ、独裁装置の延命に手を貸すことになる。
- 会いに行った本人が独裁者のカリスマにやられてシンパになる。
前者に関しては今回のクリントン訪朝やカーター訪朝などがそれにあたり、アメリカが金正日に承認を与えたとの見方すらも可能である。実際どうだか知らないけど、北朝鮮内部ではそんな宣伝がなされるのだろう。後者に関しては、ロイド・ジョージやエドワード8世なんかがヒトラーびいきになって帰ってきたのと同様に、日本でもいろいろいるだろ。山崎拓とかさ。安易に会っても「お説ごもっとも」ってうなずいて帰ってくるだけで全くの無意味さ。
まあ、北朝鮮に関してはほかのどの国が態度を軟化させようが、日本だけは北朝鮮を絶対に殲滅するという強い意思で動いてもらいたい。平壌に行かせるべきは安倍ちゃんではなく地上軍1個師団だ。
